おひさまYOGA教室

私がヨーガ療法と出会ったとき・・・

私のヨーガ療法との出会いは、４０歳でした。
３０代後半に通っていたスポーツクラブのヨガクラスに参加した経験は
ありましたが、ヨーガ療法は、それとは感覚が違っていました。
実習が終わったときに、カラダだけでなく、
心もリラックスできていたことに気づいたんです。

ヨーガ療法と出会った当時、私は、離婚問題を抱えて実家に戻っていました。
この先どうなってしまうのか、自分の人生が否定されてしまったように感じ、
自分自身を責めたり自信を失くし、いつもどこか不安な気持ちを抱えた状態
でした。気がつくといつも「はぁ･･･」とため息ばかり。

子供のころから、自他ともに認める頑張り屋で、
いい子でいなければいけない･･･という思いが、常に心の奥にありました。
人前では、なかなか不安や辛い思いを吐き出すこともできず、
外見ではいつも明るく、元気なふりをしていました。
「辛い思いを抱えている私」と「元気でいつも明るいいい人の私」
２つを同時に抱えてしまい、いつも心は落ち着かず、揺れてばかりでした。
 
そんな時、ヨーガ療法と出会ったのです。
ヨーガでカラダを動かすとスッキリしましたが、カラダを動かすほかに、
呼吸法や瞑想を行う時間を体験したのです。初めての経験でした。
　
自分がどんな呼吸をしているかなんて、考えたこともありませんでした。
そのうちに、呼吸に意識を向けてみると、自分が思うより呼吸が浅かったり、
ゆっくり呼吸ができていたり･･･日によって違いを感じるようになりました。
次第にカラダの感覚にも意識を向けられるようになり、

「私、とっても肩にチカラが入ってたんだ･･･」
「私、こんなに頑張ってたんだ･･」と気づいたときは、涙が溢れました。
いつしか、頑張りすぎていた自分を解放してあげられるようになりました。
　
どうしてヨーガをすると、こんなにカラダも心もリラックスできるんだろう？
そんな思いからヨーガの智慧を深める勉強を始めました。

現在、自分や自分の大切な人たち、その周りにいる人たちがhappyで笑顔になれるよう、生徒さんと一緒にヨーガを日常の一部として過ごしています。